7月14日の日記

2013年7月14日
ピアノが届いたのが5月23日。あれから1ヶ月くらいは毎日1時間くらいは練習し、バイエルの80番まで引けるようになり(大甘だけど)、これから81番に取りかかろうとしている。ピアノを始めるならまずはバイエルだろうということで(色々紆余曲折を経て、こういう考えに落ち着いた)始めたのだが、最近は難しくなってきたせいもあり、なかなか進みが悪い。それがストレスになり、せっかく始めたピアノが嫌いになっては元も子もないので、毎日1時間を自分に課していたが、挫折してはもったいないので、なるべく毎日1分でもいいから弾くという具合に、追い込むようなことは避けようと思っている。大人のピアノだし、ピアノが少し弾けたくらいで、それで食べていける訳ではないし(もちろん鼻からそんなことは全く思っていない)、今の仕事に直接的に何か役に立つわけでない。弾いていると楽しいし、無になれるので、すごく気分がいいというだけなのだ。(そういうリフレッシュというかリセットしてくれるものがあるのは、その他の部分でも良い影響があると信じているのだが。)
で、まぁ、いつの日にか、もっと音楽的な長い曲が弾けるようになればいいなと思いつつ、そのためには挫折せず気長に続けていくことが大事だと思っているので、毎日1時間の練習にこだわらないでいいのではないかと思い始めている。大人のピアノは人知れずゆっくり1日5分くらいでも、やめないで毎日少しでもやっていけばいいのではないかと。楽しいと思えることが大切なのだから。
とまぁ、偉そうに書いたのだが、最近は他にもやることがあったり、考えることも多く、ピアノから離れそうになるのを何とか維持しようと、あれこれと言い訳を並べてみたかったのだ。

で、ほぼ時同じくして、ジョギングも習慣にしようと頑張っている。NIKE+のお陰でかなりモチベーションが維持できている。というか楽しい。iphoneを持って走るのが重いのでそこはちょっとこれから改善の余地があるが、自分のランニングが全て記録されるのは楽しい。

ジョギングに興味を持ち始め(たまにするジョギングではなくて、習慣的に走るジョギングについて)、偶然、村上春樹の著書「走ることについて語るときに僕の語ること」を発見し読んでいる。残念ながら彼の作品は電子書籍化されないので、仕方なく英訳版で読んでいるのだが、これが面白い。何が興味深いかというと、この本を読んでいると村上春樹という人物の考え方やパーソナリティを伺い知れるのだ。村上春樹の本は何冊か読んだことがあったが、その中でも世界の終わりとハードボイルド・・を読んだ時の不思議な感覚は今も忘れられないし、またいつかそれが何なのか確かめるべく読み返さないといけないと思っているのだが、そんな作品を書いた人物に興味を持っていたのだ。読んでわかったのが、彼は非常にストイックで健康志向で、何よりプロフェッショナルだということだ。正直単なる変人かと思ってた(笑)本人は自分のパーソナリティは嫌われるだろうというようなことを言っているが、顔の見えない読者を意識し楽しませるような作品を書くということを生活の中心に置いていて、そのためには心身の健康維持がすごく重要な要素だと気付き、ジョギングを毎日の日課にしているというのだからすごい。これぞプロだなと思った。

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